管理栄養士による食育指導パートⅡ
リーフおとなこども歯科湘南台では、「マイナス1歳からの予防矯正」という歯医者さんでの食育プログラムを行っています。
マイナス1歳からの予防矯正とは?
◇お子様の歯並びが悪くならないように、食生活の部分のお話しをさせて頂き「予防」していくこと
◇そして歯並びが良くなっていくことで全身の健康へと繋げていきたい
と思っています。
本日は、母乳と周囲筋について、良い母乳の為のお母さまのお食事についてお話しさせて頂きます。
「母乳は赤ちゃんにとって、噛むということの第一歩なんです!!」
正しい母乳時の動作、動きは・・
①舌を盛り上げて圧力を加えて乳汁を絞り出している
②舌の動きに同調して顎が上下に動く
③「噛んで飲む」動作が、お口周りの筋肉を発育させます!!」
赤ちゃんの正しい加え方
①乳輪部が隠れるくらい加えている
②赤ちゃんの唇👶がおっぱいに密着していること
③赤ちゃんの口角が140度以上開いている
浅吸い☓です、乳首の先だけを吸っている状態
続いては「良い母乳のための、お母さまのお食事!」についてです、保護者のお食事は、母乳の味や栄養分になりますので大切になります♪」母乳の原料は血液です
では、母乳に良い食べ物とは何か?????
<いい食べ物>
⇒野菜、特に根菜類は体を温め、血液循環がよくなります!!
⇒脱水症状に陥りやすくなるため、水分も多く取れるスープや鍋が適しています。
⇒鉄分も不足しやすくなるため、海藻類や脂身の少ないお肉で補うと良いでしょう。
<避けたい食べ物>
⇒脂肪分:血液をドロドロにします。母乳の質が低下し味が悪くなります。母乳もつまりやすくなります。
⇒カフェイン・アルコール:母乳に移行されるため、興奮状態が続いていたり、脳への影響が出る可能性があります。
⇒乳製品(洋菓子等)乳管が詰まりやすくなります。(バター・生クリーム・アイスクリーム・チーズ・菓子パン)
⇒香辛料:母乳の味を悪くする、👶赤ちゃんの内臓の負担になってしまいます。
妊娠準備期から産後の育児までを通して、お母さまと赤ちゃんの身心を理想的な状態に保つために
正しい栄養やお食事について知って頂けたらと思います。
最近では、妊婦さんたちへ糖質を控えてたんぱく質をしっかりとる、「たんぱくリッチ食」という食事法の指導を行ったところの書籍なども出ているようです。
宗田先生の書籍:「産科医が教える赤ちゃんのための妊婦食」抜粋
宗田哲男(ムネタテツオ)
産婦人科医。北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業後、国際航業に入社、地質調査などに従事。その後、医師を志し帝京大学医学部へ入学。卒業後は小豆沢病院、立川相互病院勤務を経て、1992年に千葉県市原市に宗田マタニティクリニックを開院。2008年に2型糖尿病を発症するが、糖質制限で劇的に改善、5カ月で15kg減量することにも成功。その経験から、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠の患者にも糖質制限の指導をスタート。2013年、世界で初めて妊婦、胎児、新生児にケトン体が高値で現れることを発表。さらに2017年には糖質制限食による妊娠糖尿病の改善率約9割という実績を発表。全国の妊娠糖尿病患者の駆け込み寺となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
参考にして頂けたら思います。