矯正は保険は使えないのですか?
矯正治療は費用がかかってしまう、矯正治療ってそもそも保険は適用できないのですが?
6歳のお子様をお持ちの親御さんからご質問を受けました。
<矯正歯科治療が保険診療適用になる場合は、どのようなケースなのか?>
矯正治療は、一般的には保険適用外ですが、下記の場合に限り保険診療の対象となります。
①「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療
②前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)に対する矯正歯科治療
③顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る)の手術前・手術後の矯正歯科治療
※ご注意頂きたいのが、保険適用される矯正治療を行える医療機関は、厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関のみになりますのでご注意ください。
この保険医療機関の名簿に関しては、地方厚生局ホームページに最新の情報が掲載されております。
手順
https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/ 厚生局HP
↓ご自身の地域のHPに飛んでください
https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/index.html
※リーフおとなこども歯科湘南台では、対応しておりませんので、直接お問い合わせください!
話の続きになりますが
今回親御様からは、「下の歯の重なりが気になる」ということでご相談を受けました。
不正咬合の種類としては「叢生」「過蓋咬合」という歯並びの状態でした。今回当院で行っている小児矯正のマイオブレース矯正が対応可能とお話しをさせて頂きました。
マイオブレス矯正とは・・
マイオブレース・システムは、早期予防矯正治療で、悪い歯並びの根本的原因に働きかけることを目的としています。ほとんどの場合、抜歯やブラケット矯正を行わずに自然な成長と発達を実現します。治療に最適な年齢は3~15歳で、口内に装着する取り外し可能な一連の器具を1日1時間と夜間就寝中に装着します。
マイオブレース治療の効果:
間違った口腔習癖を改善する
顎の発達や位置を改善する
歯並びを改善する
顔の骨格の最適な発達を促す
健康改善
健康な食習慣を促す
具体的な治療法は?
子どもに以下のことを教えます:
鼻呼吸
安静時の正しい舌の位置
正しい飲み込み方
唇を閉じた姿勢
しくみ
永久歯が生えるのを待ってからブラケット治療を行うと、残念ながら、歯だけでなく子どもの健康と発育に影響を及ぼす取り返しのつかないダメージを受ける危険性があります。
間違った口腔習癖はすべての永久歯が生え揃う前から明らかになります。つまり従来考えられていたよりもずっと幼少期、当院では5歳から治療が開始できます。
マイオブレースは、間違った口腔習癖に対処するよう開発されています。鼻呼吸、上顎につけた正しい舌の位置、正しい飲み込み方を子どもに教え、顎が本来の大きさまで十分に発達するよう導きます。その結果、すべての歯が収まるための十分なスペースが確保され、ブラケットを使用しなくても自然とまっすぐな歯が生えます。
マイオブレース・システムでは、口内に装着する一連の装置を1日1時間と夜間就寝中に装着します。これらの装置は間違った口腔習癖を改善し、歯列弓(アーチフォーム)を拡大しながら軽度の力で歯と顎の位置を正していきます。子どもの年齢
や歯列不正の状態に応じて複数の装置を使用します。それに加えて、マイオブレース・アクティビティーズと呼ばれる患者専用の教育プログラムを使って、歯や顎の正常な発達を妨げる口腔習癖をさらに正していきます。マイオブレース・アクティビティーズは、1日2回、マイオブレースを装着した状態で行うもので、呼吸、舌、飲み込み方、唇、頬のエクササイズです。
※参考サイトhttps://myobrace.com/ja/what-is-myobrace
ご興味ありましたら是非リーフおとなこども歯科湘南台お問い合わせください。